角膜ヘルペス

目の角膜の上皮に単純ヘルペスウイルス1型が感染すると、角膜ヘルペス症状が現れます。ほとんどの人が乳幼児期に感染しているのですが、症状が出ないまま、ウイルスは毛様体神経節から角膜の三叉神経を通って侵入し、知覚神経に潜伏しています。そして、何かのきっかけで増殖が起こると症状が出ます。

目にゴロゴロするような異物感がある、涙が出る、眩しい、物が見えにくいなどの症状があったら、必ず眼科を受診しましょう。症状がある時には、ウイルスの再活性化によって、角膜の知覚が低下して異物感も感じにくくなっているため、コンタクトレンズは装着しないようにしましょう。

またレンズがズレたり、ほこりが入ったりしてゴロゴロした時に、唾液でなめてまた装着するようなことを繰り返していると、再発や悪化の原因になります。

角膜ヘルペスもやはり再発します。きっかけはやはり、風邪や過労などで免疫力が低下している時です。

角膜ヘルペスには、ウイルスが角膜の表面で増えていく「上皮型」と角膜の内部にウイルスが侵入して角膜が濁ってしまう「実質型」があります。上皮型の症状は比較的軽く、目が充血したり軽い痛みを感じたりする程度です。しかし実質型では、視界がぼやけたり、視力が低下する、ひどい充血が見られるなどの症状が現れます。


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