口唇ヘルペス

単純ヘルペスの中でも最もポピュラーなのが、唇のまわりに水泡ができる口唇ヘルペスです。日本人の10人に1人はかかっているというデータもあるほどです。

口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルス1型には、多くの人が子供の頃に感染していました。それから長い間ウイルスは休眠状態にあるのですが、20歳〜30歳くらいになって症状が出て、年に数回の再発を繰り返す人もいます。

子供の頃にかかるとその症状は軽くて済むのですが、最近では大人になって初めて感染する人も増えてきて、重症化するケースがあります。

初めは、唇の周辺の1カ所がむずがゆくなったり、ピリピリして赤く腫れたようになったりします。そして、そこに水ぶくれができて破れ、やがてかさぶたになって治っていきます。

再発するきっかけは、風邪や過労、ストレスなどによって体の免疫が低下した時です。特に口唇ヘルペスの場合は、夏は海や山へ出かけた時、冬はスキーに行った後に症状が出やすくなります。これは、強い紫外線を浴びることによって皮膚の免疫力が低下し、発症しやすいためです。

症状がごく軽い場合は、特に治療をしなくても1週間ほどで治ることもありますが、長引かせないためにも、皮膚科で抗ウイルス薬の塗り薬か飲み薬を処方してもらいます。


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